本日の1枚 James Brown's Funky People
FURUさんの日記(id:FURU:20050319)で知ったのですが、リン・コリンズが亡くなったそうです。
昨日の日記で女性シャウターが苦手だけど、楽器的な声の出し方であればOKと書きました。リン・コリンズはその例に当てはまります。
女性シャウターの何がイヤかって、キンキンした声が耳に残ってウザイこと。リン・コリンズの歌声は、空気の振動がスッと身体に入り込んでくるようなグルーヴィさがいいんですよ。
彼女のアルバムを探したけどレコ棚から発見できず、とりあえず『Think (Aboiu It)』を収録したコンピを聴いています。
- アーティスト: James Brown
- 出版社/メーカー: Polydor / Umgd
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
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リン・コリンズの作品は4曲収録。目玉となるのはやはり『Think (Aboiu It)』。リズム隊による怒涛のパワーとホーン隊の柔らかなファンキーさ、重く圧し掛かるオルガンの音色。「レア・グルーヴ」て言葉のお手本となるべきグルーヴィなサウンド。ブレイクの取り方とか、タメの感性、キレの良さが傑出してるんですよ。そして、リン・コリンズのヴォーカルはその演奏に全く引けを取らないほどグルーヴィ。単に力強いだけじゃない、音のウネリが素敵なのです。
このアルバム、10年振りくらいに聴いたけど、どの曲もすっげえカッコ良いなぁ。ちょっとまたこの辺の音を聴き返していこうかな、と思うとともに、リン・コリンズさんのご冥福をお祈りいたします。