本日の1本 スクール・オブ・ロック

 今日は『真夜中の弥次さん喜多さん』を観に行くつもりだったんですけど、まだどうも体調が悪くて、家で静養を続けています。
 で、ずっと観るかどうか迷ってたコレをついに観ちゃいました。

スクール・オブ・ロック スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]

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 なんかもう、周りの音楽好きの間でも、タイトルで検索してみても、褒め言葉しか出てこない映画。なので激しい期待を抑えきれないまま観てしまいました。
 正直な感想を言えば、そこまで良いとは思えなかったなぁ。
 本当に音楽が好きそうな人間のコダワリが随所に感じられる仕掛けとかはとても楽しいんだけど、あまりに幼稚なストーリーにはちょっと感情移入しにくくて。
 主人公役のジャック・ブラックの演技もちょっとキツイ。関西芸人のようなコッテリした大袈裟さが、生理的に受け入れ難いのです。
 ただし、結末には感心しました。ハッピーエンドながら、ロックの反骨精神を損ねることのないよう配慮されていて、非常によく練られているなぁと。
 前評判を聞いてなければ、単純に楽しめたかもしれません。