本日の1枚 Mad French てほどじゃないけど
そんなに真剣に集めてる訳じゃないですが、フレンチな音楽は結構好きです。
どっちかってと、やっぱり日本人好みな可愛くて洒落てるやつがいいですね。
クレモンティーヌ / ロン・コリエ (CD)
クレモンティーヌが井出靖のプロデュースでポップスなアルバムをリリースしたところ、それがモロに日本人好みなフレンチ・ポップに仕上がってて、日本国内で大人気となりました。
気を良くしたレコード会社(ソニー)が、その路線を推し進めてリリースした日本向け2枚目のアルバムがコレです。
リリースは'93年。収録曲がCMにも使われたりしてました。
モンド・グロッソなど当時の日本のクラブ・シーンをリードしていたアーティストが参加し、全体的に軽やかで、悪く言えば底の浅いダンス・サウンドで統一されています。でもとても耳に心地良いんですよ。
フランス人に聴かせたらたぶん、はぁ?、て言われそうな気もしますが、日本人の耳にはこれぞフレンチ・ポップなんですよ。
01. スティーヴィー・ワンダー『My Cherie Amour』のカヴァーから、いきなりキュート路線で攻めてきます。「ラララ〜」てコーラスがたまらない。
02. 『Le Beau Felix』てレゲエな曲が一番のお気に入りです。ンチャンチャ・リズムに洒落たヴァイブの音色、フランス語のヴォーカルがちょっとエキゾチックで素敵に響きます。
04. お洒落フレンチ・ボサな『Chega De Samba』は単調ながらキャッチーなメロディが耳から離れない。
05. 『Indecision』はチープなハウス・ミュージック。BGMにするならいいかもね。
07. 大沢伸一が手掛けた『Happy Hour 6 To 8 PM』は、柔らかにファンキーな音とウィスパー・ヴォイスに蕩けそう。
09. 『It's A Shame』もスティーヴィー・ワンダーの曲。オルガンの刻みがグルーヴィに洒落てます。これも好き。