本日の１枚 Music for Children

　第２弾の「リズムであそぼう」とともに、我が家ではすっかり今月はヘヴィロテ状態が続いています。
　
　V.A. / ドレミでうたおう (CD)

ドレミでうたおう

　「子供と大人のための、音と視覚で遊びながら学べて、大人が聴いたりみたりしても十分に楽しめる作品」をコンセプトにしている、「reaching series」の第１弾。
　テーマは「楽しくドレミを覚えよう」。メロディをドレミファソラシドなどで歌ったりしています。
　参加アーティストは、キセル、Moose Hill、原田郁子、ハナレグミ、World Standardなどなど。
　エレクトロニカ〜ラウンジ・ポップな曲が多いですが、中にはハナレグミのヘンテコなレゲエなどもあり、一概にどんなアルバムとは言いいにくいですが、どの曲もとてもキュートなことは間違いないです。
　気ままな可愛らしさは、「子供のための音楽」には不可欠の要素でしょう。
　
　01.『Scale Song』（by Gutevolk）は、優しい電子音のピコピコ加減がとても素敵です。ヴォコーダー越しの「ドレミ〜」も無理矢理さが無くて好いですね。
　02.『Do Re Mi Fa Song』（by Moose Hill & 原田郁子）は、儚げながらキュートな歌声と牧歌的な音色との柔らかな空気感がたまらないです。これが一番のお気に入りかな。
　03.『Be Flat』（by Anonymass）は、エンヤぽく爽やかな荘厳さを感じたりします。気ままな演奏も楽しい。
　04.『ドレミワちゃん』（by キセル）は、ピコピコな電子音がとてもキュート。音はチープだけど味わいは深い曲です。
　06.『Suburban Life』（by Teruoki Mishina）は、ゆらゆら揺らめく真夏の空気のような曲。暑くはないんだけど。
　08.『どれみれげえ』（by ハナレグミ）は、印象度ではピカイチですね。レゲエのリズムに合わせて駄洒落っぽく韻を踏んでいきます。気が付けば、ついつい口ずさんでいる自分がいます。
　10.『Hello! Adios Song』（by Ogurusu Norihide）は、優しい「ラララ〜」コーラスが心地良く響いてきます。
　12.『Kazoe-You』（by エマーソン北村）は、第２弾「リズムであそぼう」の布石となる曲。カリブなリズム＆メロディを可愛いエレピの音色でシンプルに演奏。「かぞえうた」な掛け声もキュートですね。
　
　公式サイトで全曲試聴できます。
　http://www.333.ro/releases/009/