本日の1枚 真冬のスカ
冬に聴くスカのリズム。ここ最近の通勤音楽です。
・ The Amphetameanies / Right Line in Nylons (CD)
- アーティスト: Amphetameanies
- 出版社/メーカー: Import [Generic]
- 発売日: 2000/10/31
- メディア: CD
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音はちょっと軽めの2トーン系で、そこにヘナヘナした男女のヴォーカルが絡んでいきます。ホーンやハモンドを効かせた演奏はしっかりスカしてるんですが、ヴォーカルは完全にネオアコ系のもの。その違和感、弱々しさがとても好いんです。
特に儚げな女性ヴォーカルが素敵で、頑張って叫び声なんかあげられると、もうたまらないです。
メロディもキャッチーで、明るいポップさがとてもハッピー。ただ、なんとなくちょっと「寒い」雰囲気がするんですね。儚いヴォーカルのせいでしょうか。雪景色のなかではしゃぎ回ってる感じで、そのモノクロのポップさがとても素敵です。
オープニング曲『Last Night』は、ノリのいい2トーン曲で、男女の掛け合いヴォーカルがキュートです。このアルバムを代表する1曲。
08.『Whisky』や 11.『Driving Home』も同タイプの曲で、軽やかな演奏にのって駆け抜ける男女ヴォーカルがユニークで可愛らしくて素晴らしいです。
03.『Ghost Bus』は、ハモンドの響きを中心にした重く疾走する音がカッコ良い。
07.『Point Blank』は、リズムはンチャンチャしてるものの、ギターの音色も歌声も完全にギターポップな曲で、とにかくこれがお気に入りなんです。
10.『Theme From Radio Spytime』は、女性コーラスと掛け声を散りばめたインスト曲。最もスカらしい曲なんだけど、でもどこかネオアコ感性に溢れていて、これまたお気に入りなんです。