本日の1枚 ユニット名は安直だけど

予感

予感

 ポラリスオオヤユウスケクラムボン原田郁子ハナレグミ永積タカシによるユニットのデビュー・シングル。3人の苗字1文字をとってオハナ。安直なネーミングですが、曲調に似合った名前だと思います。
 ヴォーカリスト3人のユニットなので、基本的にはハーモニー・ポップなんですね。さすがにコーラス・ワークは素晴らしいです。
 なんだかアホっぽいカラフルなジャケのとおり、どの曲も多幸感に溢れた雰囲気に包まれています。ちょっと淡いパステル・カラーの映像が浮かぶようで、ちょっぴりフラワーなサイケさも感じます。
 
 01.『予感』は、柔らかなホーンが印象的な、穏やかな空気感が心地良い曲。歌詞はやや切ないんだけど、ほんわかした音でなぜかそれもハッピーに聴こえます。サビでちょっと調子が外れる原田郁子のヘタウマ加減がとても素敵です。
 02.『ohana song』は、ミドル・テンポで「シャララ、オハナ!」て、呑気なハッピーさがいいなぁ。音数が多いのにシンプルに聴こえたり、その逆にゴージャスに聴こえたりするアレンジも素晴らしい。
 03.『Don't Know Why』は、ノラ・ジョーンズのヒット曲のカヴァー。アコギを中心にしたシンプルなトラックで、3人のハーモニーを堪能できます。