本日の1枚
ということで、ダニエル・ジョンストン。
Daniel Johnston with Yo La Tengo / Speeding Motorcycle! (7")
あのパステルズもカヴァーしたダニエルの代表作を、ヨ・ラ・テンゴとセッション。
といっても、引きこもり宅録専門のダニエルがスタジオで録音する訳はなく、なんと、ダニエルは電話でセッションに参加しています。うひゃー。
当然ながらのザラザラしたロー・ファイな感触が彼のイメージにぴったり。
ヨ・ラ・テンゴの演奏は控えめなんですが、ダニエルの歌声はノリノリ。バイクのエンジン音を口真似したり、なんともたまらなく愛らしいのです。
バイクの歌で本人はノリノリなのに、いまいち疾走感がないのも好い感じです。
B面は『Do You Really Love Me?』のライヴ音源。観客の歓声に包まれて、幸せそうなダニエルの歌声が微笑ましい。
上記のドキュメンタリー映画によると、このライヴの帰り、彼は父親の運転する飛行機を墜落させてしまったんですね。
でもその映画を観たとしても、やっぱり彼が「愛すべき」人であることは変わらないと思います。
ジャケも最高でしょ。