本日の1枚
Liz Damon's Orient Express / Liz Damon's Orient Express (CD)
- アーティスト: Liz Damon
- 出版社/メーカー: Rev-Ola
- 発売日: 2006/09/04
- メディア: CD
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ハワイ産のソフト・ロック。
ビートルズやカーペンターズ、バカラックなどの曲をカヴァーしたりしています。
王道A&M的な華麗で柔らかなアレンジで、ちょっとイージーなポップ・サウンドを聴かせます。
そのソフロ・アレンジのなかで、時おり顔を出すハワイアンなサウンドがまたのんびりしてていい感じ。
裏ジャケの写真にあるような、ホテルのラウンジで演奏することが似合うカクテル系の雰囲気です。
暑い夜にデレーっとしながら聴く、南国のソフロ・サウンド。
リズの歌声は透明感のある美しい歌声で、聴いててとても心地良いのですが、どうもこう特徴がないというか、あまり印象に残らない声なんです。
バックのコーラスも同様。華美なハーモニーを聴かせるものの、どうも印象に残らない。このへんやはり、ホテルのラウンジ向けなバンドですな。
どの曲も甘美で耳に優しいソフロ曲なんですが、特にお気に入りは1曲目と2曲目。
01. 『1900 Yesterday』は、ベティ・エヴェレットのカヴァーで、彼女たち唯一の大ヒット曲。邦題『遠い初恋』で日本でもヒットしたらしい。控えめな柔らかさに包まれたソフロ・サウンド。とっても甘いです。和ものソフロ歌謡っぽいアレンジで、日本で受け入れられたのも分かります。
02. 『Something』は、ジョージ・ハリソンの曲。ジェントルなハーモニーにヴィブラフォンなどを効かせたA&Mなソフト・アレンジが心地良いです。