本日の1冊

 じっくりと本を読む時間がありません。
 何か短編をと適当に買ったものですが、意外に気に入って読んでます。
 普段、ミステリーは全然読まないんですけどね。
 
 青空の卵 / 坂木司

青空の卵 (創元推理文庫)

青空の卵 (創元推理文庫)

 引きこもり探偵とワトソン役の人が身近に起こる事件の謎を解いていくような話です。
 子供のようなピュアな探偵の口から出る言葉は、とてもヒネクレていてトゲトゲしくて。
 心優しいワトソン役は気がつけば号泣。つられて探偵も号泣。
 ミステリー形式にはなってますが、情けない青春ドラマを見ているようです。
 毒毒しさと弱弱しさと、泣きと甘酸っぱい青春模様。
 ネオアコですね、これ。