第１６回セレクト合戦 勝手にレビュー osamuswingさん編

　いつも見事なつなぎにハッとさせられるosamuswingさんのセレクトですが、今回もまたそのつなぎの滑らかさと、そして選曲（曲順）のセンスに感心しました。
　古いラジオから流れてくるような懐かしさとともに、小粋なヒップさも強く感じる曲が続き、秋の和みというよりも秋のウキウキなセレクトでした。
　ちなみに手持ちは②⑪、お気に入りは①③⑧⑨です。
　
　収録されている曲目は、
　01. Commercial / Spanky And Our Gang
　02. Lady Genevieve / The Mamas & Papas
　03. You / Nikka Costa
　04. If I Were A Bell / Petula Clark
　05. 12th Street Rag / Jo Anne Castle
　06. Somethin'stupid / Peggy Lee
　07. The 32nd Of May / Trini (Trini Lopez)
　08. Just Friends / Chris Montez
　09. Everything Happens To Me / The Morgan-James Duo
　10. I Could Have Told You / Lane Steinberg
　11. Pretty Pretty / The Frank Cunimondo Trio
　12. Star Dust / Ringo Starr
　
　(01) は、冒頭のあくびが、まさに秋の和みなのどかさ。粋なオープニングに脱帽です。
　(02) は、ニアミスというべきでしょうか、『People Like Us』からの選曲。この曲は冒頭の「シャラララ〜」なコーラスの素晴らしさに尽きますね。これも大好きな曲です。
　(03) は、キュートな子供ヴォーカルに胸キュンです。これは欲しいなぁ。
　(04) は、大衆的な歌謡ジャズっぽさとラテン・グルーヴィなスウィング感がいい感じです。
　(05) は、軽やかなウキウキ気分のラグタイム。前後の曲に挟まっていいクッションになってますね。こういうのが、僕には真似できないセンスです。
　(06) は、上向き気分なボサ・ノヴァ。ハスキーだけどコケティッシュな歌声が印象的だと思ってたんですが、この人だったんですね。
　(07) は、パーティ気分なリズム、ポップさがいいですねー。
　(08) は、ソフロなアレンジが心地良い。やり過ぎな甘さがたまりませんね。これも買ってしまいそうです。
　(09) は、ソフトなアレンジにくるまれたヒップなジャズ・ボサで、これが一番のお気に入りかな。
　(10) は、ここでメランコリックなドリーミー・バラードが登場。まどろみの幸せ気分な曲です。
　(11) は、これもハスキー＆コケティッシュな歌声が魅力的なジャズ・ヴォーカル。
　(12) は、ラストに相応しい秋の夜長なスタンダード。ヴォーカルが誰かは想像もつきませんでしたよ。
　
　↓osamuswingさん本人の解説はこちら
　http://d.hatena.ne.jp/osamuswing/20061114
　
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