本日の1枚
The Carnival / The Carnival (CD)
- アーティスト: Carnival
- 出版社/メーカー: Rev-Ola
- 発売日: 2004/11/09
- メディア: CD
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ブラジリアン・テイストの洒落たサウンドに美しいコーラス、というパターン。
プロデュースはボーンズ・ハウで、微細なサイケ感も漂うソフト・ロッキンなアレンジがいい感じです。
オープニングでパーカッションの嵐を巻き上げた後、そのまま高速でエドゥ・ロボ『Laia Ladaia』をイージーにカヴァー。
バカラック『Walk On By』、『Reach Out For Me』のカヴァーなどは、モロにセルメン&'66な雰囲気ですが、オルガンの音色が庶民的なハッピーな彩りを加えています。
アルバムの目玉と言えるロジャー・ニコルス『Love So Fine』のカヴァーでも、ラテン風味な緩急のアレンジで独自性をアピール。
そんなカヴァーの楽曲もいいですが、僕のお気に入りはオリジナルの『Hope』。かなりロジャニコっぽいソフト・ロッキンな音で、躍動感溢れるイントロから甘いコーラスまで、やり過ぎなアレンジが心地良いです。