第１７回セレクト合戦 勝手にレビュー きよさん編

　きよさんのセレクトは、グッド・タイミーな質感に溢れる音楽を中心に選曲されています。
　前半のソフト・ロックな路線はモロにこれまでの僕の好みなんですが、後半のグッドタイム・ミュージックな路線にもとても惹かれました。
　NRBQやラヴィン・スプーンフルとか、ポップ好きならば当然通るべき道を僕はまだあまり経験していない弱さを痛感しましたよ。
　まさに音楽の魔法を感じる楽しいセレクトでした。
　ちなみに手持ちは①、お気に入りは②④⑨です。
　
　収録されている曲目は、
　01. FINDERS KEEPERS / SALT WATER TAFFY
　02. TAKE IT OVER IN THE MORNING / SHILOH MORNING
　03. AUX CHAMPS ELYSEES / BONFIELD-DIXSON
　04. PITTA PATTA / GOLDIE HAWN
　05. IT'S NEVER TOO LATE TO SMILE / JOHN TABAKIN
　06. I REMENBER CISSY'S BABY / JAKE & THE FAMILY JEWELS
　07. RIDIN' IN MY CAR / NRBQ
　08. CHEVROLET / EMMANUEL
　09. TODAY IS JUST LIKE YOU / PAUL LEVINSON
　10. NASHVILLE CATS / THE LOVIN' SPOONFUL
　11. STOCK EXCHANGE OF LOVE / TINY ALICE
　12. OLDIES MEDLEY / CARPENTERS
　
　曲目ごとの感想です。
　(01) は、子供モノ好きの僕はオープニングのコーラスからたまりません。ソフロ方面から入っていって、初めてバブルガム（とブッダ・レーベル）を知った曲であります。
　(02) は、ロジャニコ的なアレンジだと思いきや、ロジャニコのカヴァーでしたね。イントロのギター、フルートの音色からして満点で、今回一番のお気に入りです。
　(03) は、『オー・シャンゼリゼ』のカヴァー！ フォーキー〜ジャジーなポップさが面白いですね。
　(04) は、アーリー・レゲエな音にキュートな歌声がとても好きなタイプです。中盤のタメ息が素敵すぎ！
　(05) は、呑気な空気と陽だまりの心地良さにホッとひと息という感じ。
　(06) は、このへんのグッドタイム・ミュージックなものはこれから手を広げていきたい分野です。
　(07) は、僕でも知ってる大名曲ですね。紙ジャケで出てるんですね、買おうかなー。
　(08) は、オールディーズな楽曲ですが、のんびりとグルーヴィな空気感は(04)のレゲエと共通するものを感じます。
　(09) は、(06)以降の流れに乗りながらも、ふんわりとマジカルなアレンジが素敵です。
　(10) は、軽く弾むリズムがなんとも心地良い。のんびりしてるようで凄く完成度の高い音楽ですね。
　(11) は、ハッピーに楽しんでるノリとスウィング感にウキウキします。
　(12) は、ヒットメドレー！ なんとも楽しい反則技で、カレンの声とあわせて一番楽しめました。
　
　↓きよさん本人の解説はこちら
　http://d.hatena.ne.jp/addsomemusic/20070413
　
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