第17回セレクト合戦 勝手にレビュー 夏さん編

 夏さんのセレクトは、クラッシュの『ロンドン・コーリング』をネタに選曲されています。
 元盤は僕も大好きなんですけど、全く気付きませんでしたよ。ジャケのロゴで気付くべきでしたね。
 ロックンロールからレゲエまで、懐かしの「ロンドン・ナイト」な雰囲気のセレクトでした。
 ちなみに手持ちは④、お気に入りは③⑤⑨です。
 
 収録されている曲目は、
 01. One Night In Tokyo / Colder
 02. Brand New Cadillac / The Pirates
 03. Go Lil' Camaro Go / The Ramones
 04. I Can't Stand It / The Specials
 05. Lovers Rock / Dennis Bovell & Dub Band
 06. Fuego / Kumbia Kings
 07. Bubba Talk / Bubba Sparxxx
 08. Last Fair Deal Gone Down / Jon Langford
 09. I'm Not Down / Thea Gilmore
 10. Texican Style / Los Lonely Boys
 11. Blue Motorcycle Eyes / Havana 3 A.M.
 12. Dub In Vain / Primal Scream
 
 曲目ごとの感想です。
 (01) は、小渕ネタでお笑い路線なのかと思いきや、どんよりとダウナーなダブ・サウンドが響いてきておどろきました。
 (02) は、濃厚なロッキンさがカッコいいですね。
 (03) は、これはモロに好み、と思ったらラモーンズでしたか。聴いてたはずなんだけどなぁ。やみくもな疾走感にしびれます。
 (04) は、僕も大好きな曲。ンチャンチャしたリズムに軽やかなラテン・フレイヴァー、ギタポ・フィーリングな質感がたまりません。
 (05) は、フワフワしたゆったり感がいいですね。途中でつんのめるリズムが面白いです。
 (06) は、クンビアてジャンルの音楽を初めて聴いたかも。バカっぽくもクセになるノリがいいですね。
 (07) は、真剣なようでどこかユーモラスなユルさがいいですね。
 (08) は、ブルージーな渋い曲調にカリンバの可愛らしい音色が面白いです。
 (09) は、穏やか系の女性ヴォーカルにフォーキーな曲調がメロディにぴったりですね。
 (10) は、硬派な郷愁がカッコいい。熱く乾いた空気感はメキシコの風の賜物でしょうか。
 (11) は、SHINODAさんも書かれてましたが、ギターとヴォーカルの絡みがGS歌謡っぽく聴こえました。褒めてるんですよ。
 (12) は、かなりイッちゃってるダブ・ロックですね。ダブの実験性が前面に出てきて、トリッピーな音の波にクラクラきます。
 
 ↓夏さん本人の解説はこちら
 http://ordinaryday.txt-nifty.com/odlog/2007/04/s_8864.html
 
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