本日のひとりごと

 英訳の不思議。
 
 嫁が図書館でとある絵本の英語版を借りる。

いやだいやだ―I don’t want to! (R.I.C. story chest)

いやだいやだ―I don’t want to! (R.I.C. story chest)

 
 元の日本語版では、女の子の名前が「ルルちゃん」なのに、英語版ではなぜか名前が「Lisa」になってました。
 ルルとリサ、この微妙な違いに何の意味があるのでしょう。
 
 名前が原作と英訳で変わった代表格といえば、やはりミッフィーですね。
ちいさなうさこちゃん (ブルーナの絵本)

ちいさなうさこちゃん (ブルーナの絵本)

 
 原題は「Nijntje」。
 ナインチェと発音するらしい。
 「小さなうさぎ」という意味なので、日本語題「うさこちゃん」てのは原語に忠実なんですね。
 
 英語になったらなぜ「ミッフィー」になったんでしょう。
 まあ、親しみやすい名前をつけただけなんでしょうが。
 
 ミッフィーはともかく、分からないのはメラニー
 オリジナルでは「Nina」。
 ミッフィーと違って、ニーナって名前がついてるのに、わざわざ「メラニー」にするのはなぜなんでしょうね。
 もともとメラニーは異国の友人で、有色人種(黒人)を示唆してるようなので、「メラニン色素」とかけてるんじゃないか、と思うのは考えすぎでしょうか。