本日のひとりごと
英訳の不思議。
嫁が図書館でとある絵本の英語版を借りる。
いやだいやだ―I don’t want to! (R.I.C. story chest)
- 作者: せなけいこ,ピーター・ハウレット,リチャード・マクナマラ
- 出版社/メーカー: アールアイシー出版
- 発売日: 2004/01
- メディア: 大型本
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元の日本語版では、女の子の名前が「ルルちゃん」なのに、英語版ではなぜか名前が「Lisa」になってました。
ルルとリサ、この微妙な違いに何の意味があるのでしょう。
名前が原作と英訳で変わった代表格といえば、やはりミッフィーですね。
- 作者: ディックブルーナ,Dick Bruna,石井桃子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1964/06/01
- メディア: 単行本
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原題は「Nijntje」。
ナインチェと発音するらしい。
「小さなうさぎ」という意味なので、日本語題「うさこちゃん」てのは原語に忠実なんですね。
英語になったらなぜ「ミッフィー」になったんでしょう。
まあ、親しみやすい名前をつけただけなんでしょうが。
ミッフィーはともかく、分からないのはメラニー。
オリジナルでは「Nina」。
ミッフィーと違って、ニーナって名前がついてるのに、わざわざ「メラニー」にするのはなぜなんでしょうね。
もともとメラニーは異国の友人で、有色人種(黒人)を示唆してるようなので、「メラニン色素」とかけてるんじゃないか、と思うのは考えすぎでしょうか。