本日の1枚

 O.S.T. / Loco-Motivas (CD)

Locomotivas

Locomotivas

 ブラジルのTVドラマ「ロコ・モチーヴァス」のサントラ。
 Som Livre からの再発です。オリジナルは1977年のリリース。
 
 まずはまぁジャケが素晴らしいですね。
 で、内容は端的にいえば「寄せ集め」モノです。
 
 番組のためのオリジナル曲もあるものの、多くは当時のヒット(?)曲が採用されています。
 オープニングの歌謡曲Eu Preciso Te Esquecer』(Claudia Telles)、2曲目のイージー・リスニング・ラテンな『Desencontro De Primavera』(Hermes Aquino)とトホホ感の強い曲が続きますが、3曲目のサザン・ロック風な『Filho Unico』(Erasmo Carlos)以降はもち直します。
 
 音楽好き日本人なら誰もが知ってるライト・メロウ名曲『地平線上を飛ぶ』(アジムス)も収録されています。クロスオーバーイレブンのオープニングのやつですけど、ちょっとヴァージョンが違うなぁと思ったら、どうも音質が悪いだけな気もします・・・。
 その他、メロウ・グルーヴ名曲『自惚れ屋のマリア』(バンダ・ブラック・リオ)、メロウ・ソフトロッキンな名曲『ベイビー』(キンテート・テルヌーラ)なんかが収録されています。
 ブラジリアン・メロウのコンピレーションとして楽しむ、とするにはちょっと曲数が足りないか。
 
 ヒタ・リーが番組のために書き下ろした『Loco-Motivas』は、いなたいロックさと爽やかなグルーヴ感とが同居した曲。サビ部分のヘンなSEがカッコ良い。
 
 
 流れている曲は『自惚れ屋のマリア』(バンダ・ブラック・リオ)