本日の1枚

 Alun Davies / Daydo (CD)
 
 
 英国SSW、1972年の作品。ニッキー・ホプキンスのなスウィート・サーズデイのメンバーだった人。
 微妙な陰影が英国的なフォーク・ロックで、ソフト&ジェントルなドリーミーさがとても心地良いアルバムなんですが、ジャケの印象どおりニッチ・ポップな味わいもあります。
 プロデュースはキャット・スティーヴンスで、やや陰りのある英国っぽさに、ハートウォーミングなメロウさを付与しています。
 洗練されたぼんやり感がなかなか素敵です。
 
 トラッドな印象の『Market Place』や、ジェントルな歌声とウキウキなリズム感が素敵な『Portobello Road』とかがお気に入りです。
 一番のお気に入り、というか気になるのが『Abram Brown Continued』。ヘンテコなコーラスからメロウなフォーク・ロックに展開しつつも、時折ニッチな面も顔をのぞかせます。