本日の１枚 ACO

　ACO / mask (CD)

mask

　
　2006年にリリースされたミニ・アルバム。この前作からのエレクトロニカ路線を引き継いでいます。
　砂原良徳なんかが参加し、エクスペリメンタルな要素を残しつつも、かなりポップな楽曲が並びます。
　内に沈んでいくタイプの前作とは違い、普通に聴きやすいエレクトロニカ・ポップなサウンド。
　
　オープニングの『ya-yo!』は、80'sユーロ・ディスコな雰囲気のキュートなエレクトロ・ポップ。同時期にスーパーカーやYUKIなんかも同質な楽曲をリリースしてましたが、まぁそんな感じです。ビヨビヨ・ピコピコしたシンセ・サウンドに、ちょっぴり不思議ちゃんな歌声がとてもはまっています。
　続く『guilty』は、エレクトロニカ・ポップしてますがディスコなノリも残してます。なんてことない曲なんですけど、こういうのに日本人にしか作れないセンスを感じます、勿論いい意味で。実は最近perfumeとか聴いてて、思い出して聴きたくなったのがこの曲なんです。
　
　ブツ切り系エレクトロニカな『i know what boys like』、爽やかな耽美系エレ・ポップ『リクノリトウ』、キュートなエレクトロ・ファンク『cover grrrl』、最近のcapsuleみたいな『不安なの(New Ver.)』と、どれもお気に入りの６曲でした。
　
　
　ACO / ya-yo!