本日の1枚 アイス・オブ・ザ・デッド

 アイス・オブ・ザ・デッド

アイス・オブ・ザ・デッド [DVD]

アイス・オブ・ザ・デッド [DVD]

 
 雪深いシエラネバダ山脈の山小屋にやってきた男女6人。そこは、飢えに狂った遭難者が共食い事件を起こした場所だった。吹雪のため外部との連絡を絶たれた彼らは、雪に埋もれた管理人の死体を発見する。やがて、山荘の周りに亡霊たちが姿を現し、、、というストーリーです。
 
 冒頭にドナー・パーティ(シエラネバダ山脈で遭難者が人肉を喰って飢えをしのいだ実話)が語られます。女性を殺害し、肉を喰らう映像がチラッとあったり。
 なので当然ながらゾンビ映画だと思うでしょう。タイトルも「〜・オブ・ザ・デッド」だしね。
 ところが、、、またまた裏切られました。
 
 パッケージに写ってるの斧を持ったゾンビは、登場人物の1人がチラッと見る幻想。
 幻想なのでもちろん人を襲ったりしません。そしてもちろん、人を食べたりしません。
 じゃあどんな内容っていうと、幻想に狂った男が仲間を銃で撃ち殺すだけ。
 おいおい、そりゃないよ。せめて喰い殺してくれ!
 
 ストーリーの展開も退屈で、ショッキングなシーンも全くありません。基本的に亡霊は「おいでおいで」したりするだけで、これじゃ怖くもなんともないよ。
 これまた恐ろしいほどつまらない作品でした。そろそろちょっといい感じの「〜・オブ・ザ・デッド」に出会いたいねぇ。
 
 
 サービス・シーンもワンカットのみ
 
 ちなみに、「HEROES」のジェイムズ・カイソン・リーが出演。まぁ何か重要な役柄になることは観る前から分かりますよね。