第24回セレクト合戦 勝手にレビュー わださん編
今回初めて参加されたわださん。
カンタベリーからソフト・ロック、ラストにはメロウなものまで、適度にポップで適度にひねくれている曲を選ばれているセンスが素敵。
僕が普段聴いてる音楽に一番近いセレクトでしたので、勝手に親近感を感じております。
特にハットフィールドの曲は僕も今回最後まで入れるか入れまいか悩んでいたもの。やっぱ入れときゃよかったかなぁ、ゴングなんか選ばずに。(おっと!)
収録されている曲目は、
01. Joy of a Toy / Kevin Ayers
02. A Little Umbrella / Frank Zappa
03. Breathless / Todd Rundgren
04. Embryoric Journey / Jefferson Airplane
05. Desperate Straights / Slapp Happy
06. Flying / Beatles
07. Penny for Your Thoughts / Peter Frampton
08. The Minx / Cyrkle
09. Horizons / Genesis
10. Underdub / Hatfield & The North
11. The Millionaire / Alan Hawkshaw
12. Easy Goin' Evening / Stevie Wonder
曲目ごとの感想です。
(01) は、箱庭的な世界観でありながら街中ハッピーな雰囲気が楽しすぎる逸品。僕の永遠の名曲のうちの1つであります。
(02) は、(01)に続けられると、なんとなくキュートな曲に聞こえてくるから不思議。
(03) は、トッドの曲もこの流れで聴くと印象が変わる。こういうのが選曲の醍醐味でありましょう。
(04) は、美しいアコギの響きにしびれます。実はJAはあんまり持ってなくて、やっぱ聴かなきゃなぁと思いました。
(05) は、わださんも解説に書かれていますが、僕もモノトーンの映像が頭に浮かびました。ジャジーで暖色な音なんだけどね。
(06) は、極彩色のアルバムからの1曲が、前曲からの流れで白黒に聴こえるからこれまた不思議。
(07) は、ギターの紡ぎが可愛らしい小品。これは好いなぁ。
(08) は、再発されるまではエロジャケ・ファン、いやソフロ・ファンの憧れでした。これも小品ですが、穏やか&暖かなグルーヴに包まれる名作。
(09) は、曲目を見るまで誰なのか気付かず。このアルバムは好きだったはずなのに・・・。
(10) は、この曲は僕も候補に考えていました!軽やかだけど足取りのひねくれたエレピが素敵。
(11) は、ソフト・ロッキンな音がモロに好みであります。ちょいとイージーなコーラスとゴージャズなストリングス・アレンジなど、ツボを突いてきますねぇ。これはもう買っちゃいます。
(12) は、メロウな海の中を漂う、暖かであると同時に哀愁たっぷりなハーモニカ。切ないけど心地良いこれまた名曲であります。
ちなみに手持ちは(01)(02)(03)(05)(06)(08)(09)(10)(12)、特にお気に入りは(11)でした。
- アーティスト: ALAN HAWKSHAW
- 出版社/メーカー: RPM
- 発売日: 2012/08/05
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Hatfield & The North / Underdub
↓わださん本人の解説はこちら
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