本日の1枚 Paulinho Da Costa
Paulinho Da Costa / Happy People (LP)
~breeze presents AOR collection~ハッピー・ピープル
- アーティスト: パウリーニョ・ダ・コスタ,カール・カーウェル,フィリップ・ベイリー,ビル・チャンプリン,デボラ・トーマス,マイケル・ボディッカー,ビル・ライケンバッハ,ネイザン・ワッツ
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2002/07/24
- メディア: CD
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リオ出身のパーカッショニスト、パウリーニョ・ダ・コスタが1979年にリリースしたセカンド・アルバム。
フュージョンからソウル、ディスコと、この時代に大活躍していた彼らしく、クロスオーヴァー感あふれるディスコなアルバムであります。
爽やか、メロウ、そしてポップ。軽やかだけど、でもやはりしっかりと身体を揺さぶるグルーヴィなリズム感も湛えています。
まずはやはり冒頭の『Deja Vu』。フィリップ・ベイリーをヴォーカルに迎えたこの曲、爽やかなEW&Fという雰囲気の軽やかなメロウ・ディスコ。
あまり主張は激しくないが確かに躍動的なパーカッションとベースがじわじわと盛り立てるリズムがとても素晴らしく、ハイ・トーンな歌声との交錯による跳ねるような浮遊感がたまらないダンス・クラシック名品。
ビル・チャンプリンをヴォーカルに迎えた『Seeing Is Believing』もAOR系の心地良さが漂う爽やかディスコ。
そしてイヴァン・リンスのカヴァー『Carnival Of Colors』では女性ヴォーカルをフィーチャー、軽やかな浮遊感に磨きのかかったアーバンなディスコに仕上げています。
シャラマー的な心地良さで、とても好きな曲なのです。
エレピのメロウさとファンキーな歌声がまた好い『Take It On Up』、ラリー・カールトンのギターがあんまり暑苦しくないメロウ・ラテンなインスト『Dreamflow』、
ラストの『Put Your Mind On Vacation』は、軽やかな女性ヴォーカルが跳ねるリゾート系のラテン・フュージョン。
去りゆく夏を惜しむ季節にピッタリのアルバムでありましょう。
Deja Vu
Carnival Of Colors