本日の1枚 The Brilliant Corners

 The Brilliant Corners / Teenage (7")
 
 
 1980年代に活動していたブリストルのギター・ポップ・バンド。
 これは自身が設立したレーベル、McQUEENから1988年にリリースしたシングルで、タイトル曲は同レーベルからのサード・アルバム「Somebody Up There Likes Me」に収録されています。
 内容も素敵なんですが、まずはまぁジャケが素晴らしいですね。
 
 さてそのA面『Teenage』は、疾走感あふれるジャングリーなギタポ・ソングでありながら、どこかファニーな印象を受けます。
 跳ねるリズムと軽やかなギターの音色に、なんか間の抜けた男性ヴォーカルやホーンのタイミングが絶妙に脱力させるのであります。
 ほのぼの系のハッピーなギタポ曲としては最高峰であろうと思っております。
 ちなみにキュートな女の子コーラスはタルラー・ゴッシュ、ヘヴンリーのアメリア嬢。
 
 B面『I Dont Want To Talk To You』は、モロにスミス系なネオアコ曲。
 これも柔らかなホーンなどのアレンジやファニーな歌い方などからほのぼのとした印象を受けるが、同時にシニカルな冷たい視線も感じる曲であります。
 
 
 Teenage