本日の1冊 われら銀河をググるべきや

 SF作家の新城カズマが書籍電子化をリサーチ、そこからGoogle論を展開し、さらに著作権の法体系を巡り文明論まで発展させていく。
 というとなんだか小難しいことを書いてそうですが、会話形式で進む文体は読みやすいし、とっても面白い。
 話は飛びまくって(飛躍しまくって)ますが、非常に綿密な引用と独自性あふれる解釈には知的興奮をかき立てられます。
 いちいち「オチ」を付けて、笑って終わらせるものいいなぁ。