本日の1枚 Damon & Naomi

 Damon & Naomi / The Earth Is Blue (CD)

Peel Sessions

Peel Sessions

 
kobbadiva: 本日のお題は、元ギャラクシー500のデーモン&ナオミが2005年にリリースしたアルバムです。
kobbanova: またサルベージに挑戦か。
kd: これはなかなか好盤でしょう。
kn: まぁそうだけどな、でも全然聴いてなかったよ。聴いてないからにはイマイチな理由があるはずだ。
kd: アラ探しなんかしないで、サルベージしていきましょうよ。例えばほら、1曲目の『Beautiful Close Double』から美しさが際立ってますね。
kn: うん、歌声の透明感がいいな。単に透き通ってるだけでなく、時折フニャっと揺らめきがあるんだよ。
kd: 歌声、サウンドやメロディラインとかだけでなく、楽曲の世界観からも美しさを感じます。
kn: 『House Of Glass』なんか、耽美系プログレな感じだよな、いい意味で。
kd: 本当にいい意味かなぁ、なんか険がありますが、、、
kn: 『Sometimes』の穏やかな混成ヴォーカルなんかもいいと思うよ。全然クセがなくって。
kd: クセがないって、先日は悪い意味で使ってたじゃないですか、、、
kn: おお、『While My Guitar Gently Weeps』は名曲カヴァーか。このクワイエットな美しさは本気でいいと思うよ。
kd: 『Ueno Station』は三上寛友川かずきに捧げられた曲だそうです。
kn: モロに歌謡曲な背後のメロディをこの音世界でやられるとちょっと面白いな。でもなぁ。
kd: あまり気に入りませんか。
kn: この曲だけじゃないんだけど、このユニットの魅力だった微妙なサイケ感が全然感じられないんだよ。
kd: だからレコ棚に眠ってたと。
kn: うむ。『The Robot Speaks』なんかは結構好きなんだけど、アルバム全体としてはちょっとな。
kd: 今日もサルベージ失敗でしたか・・・。
kn: いや、まぁギリギリ成功したことにしておいてもいいけどな。
 
 
 While My Guitar Gently Weeps