本日の1枚 コトリンゴ

 コトリンゴ / picnic album 2 (CD)

picnic album 2

picnic album 2

 
kobbadiva: 本日のお題は、コトリンゴ2枚目となるカヴァー集。とりあげているのはすべて洋楽から。
kobbanova: ピアノと歌声を中心にしたカヴァーではあるが、曲ごとに微妙に異なるアレンジにより決して単調にならない。それでいて、あくまでもコトリンゴなアルバムなのである。
kd: 他の作品でもそうですが、なんとなくエレクトロニカを経由した感性を感じますね。
kn: 逆に今回のアルバムだと、ビョークの『Hyperballad』なんかはモロにエレクトロニカ系なアレンジで、逆にちょっと興醒めしちゃうかな。
kd: さて、まずは『Downtown』でスタートします。ホーンなどの呑気なアレンジが好いですね。
kn: しかし、その中でもピアノは焦燥感を煽るかのようだ。リズムなどの微妙な起伏も面白い。
kd: そして『ラジオ・スターの悲劇』。どうなるのかと思ってたら、とても可愛くまとめられてますね。
kn: うむ、キュートで好いわ。特にコーラスがたまらんよ。
kd: レディオヘッドの『Let Down』は暖かな音色ですね。
kn: シックスペンス・ノン・ザ・リッチャー『Kiss Me』もメロウなエレピが暖色系だな。けど、せわしないスピード感も好いよ。がちゃがちゃとキュートな感じで。
kd: ストーンズの『She's A Rainbow』は、ちょっとトイ・ポップな趣ですね。
kn: ノスタルジックな可愛らしさが好いよなぁ。前半のなかなかヴォーカルが始まらないとこが特に素敵だ。
kd: そして、ジャクソン・ファイヴの『I Want You Back』もキュートですね。
kn: キュートさではこれが最高だろう。ほのぼのとしたホーンが刻む軽やかなリズムにウキウキしてくるね。歌声も意外に曲にハマってるし。
kd: 邦楽カヴァーな「picnic album 1」とどちらがお好みですか。
kn: いや、そっちはまだ聴いてないよ・・・。
 
 (公式サイトで試聴可)
 http://kotringo.com/picnic2/index.php