本日の1枚 早瀬優香子

 早瀬優香子 / 椿姫の夏 (7")
 
 
kobbadiva: 本日のお題は、80年代のウィスパー歌姫、早瀬優香子さんが1987年にリリースしたこのシングル。資生堂のキャンペーン・ソングでした。
kobbanova: というか、作曲は細野さんだよ。しかし、こんなにポップなシンセ歌謡だったっけ。記憶とは曖昧なものだなぁ。
kd: 早瀬さんのアンニュイな雰囲気と南国風にエキゾチックな音楽が不思議な世界観を醸し出してますね。
kn: この曲のどこがアンニュイなんだよ。歌詞もなんだか人を喰った面白さだし、そもそも曲調にバカっぽさすら感じるよ。
kd: あんまり好きじゃないですか?
kn: いやいや、舌足らずな歌声がキュートでたまんないよ。そしてバカっぽい南国調のテクノ歌謡でありながら、とても「クール」な雰囲気があるんだな。この微妙さが見事だ。
kd: B面の『太陽とクレッセント』は、長沢ヒロが作曲。
kn: こっちも南国なエキゾさがあるな。『椿姫の夏』のモンド感に比べると、より早瀬優香子らしいヨーロピアンなテイストがある。
kd: 歌声のキュートさはどちらも素敵ですが。
kn: うむうむ。さて、本当は『セシルはセシル』を聴きたかったんだよな、安藤裕子のカヴァー集を聴いてたから。寝るまでにもうちょっとレコ棚を探すとするか。
 
 
 椿姫の夏