本日の特撮ヒーロー バトルフィーバーJ
バトルフィーバーJ vol.1 (第1話〜第11話)
- 作者: 特撮(映像)
- 出版社/メーカー: 東映ビデオ
- 発売日: 2007/02/21
- メディア: DVD
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ゴレンジャー(1975年)から現在まで続くスーパー戦隊シリーズ、第3弾がこのバトルフィーバーJ。放送は1979年。
実は初めて巨大ロボットが登場した戦隊がこいつらだったりします。
しかしながら、そんなことが吹っ飛ぶくらいに、珍妙さが際だつ戦隊なのであります。
ミスアメリカの大きな仮面とハイレグ衣装など、見た目の珍妙さが有名ではありますが、それ以上に世界観がヘンなのです。
DVD第1巻には、第1話から第11話までを収録。
第1話の冒頭からもうやってくれます。グルーヴィなヴァイブが鳴り響くスパイ・アクション系の音楽を背景に、女性が傘の柄で暗殺を続ける場面でスタートします。
最近のスーパー戦隊ものでは殺人場面が明確に描かれることが少なくなったので、まずはその辺りに時代を感じますねぇ。
見せ場はやはり、父親を殺害され、浜辺で「パパー!」と叫ぶダイアン(ミスアメリカ)でしょう。
なぜいきなり浜辺? 苦くも甘くも青春には海岸が必須なのだ。
そして、バトルスーツに身を包んで戦う隊員たち。
「ダンスで闘う」というコンセプトが信じられないくらい、戦闘シーンでは一切ダンスを見ることができない。登場時にバトルケニアが珍妙な踊りを見せるくらいなのだ。
件のミスアメリカは、敵との戦闘中に時折「イエース!」と叫ぶ。さすが、アメリカ人なのだ!
第2話では、捜査をほったらかしてディスコで遊ぶ隊員たちに驚かされます。一般人がたくさん死に続けてるんだぞ。
そして、バトルフランスは簡単にザコキャラに捕まったりとか。
また、この第2話では、小学生が嫉妬のために同級生を殺害したりとか、欲望に身を落とす人間の描き方が凄まじい。
そうそう、第4話では100万ボルトの怪人の電波で子供たちが死にまくり、第7話では看護婦が子供の首を絞め、第8話では野球少年がスポーツ怪人に、、、
とにかく子供に対して容赦がないのだ。子供の命を平気で奪うのだ。
なにかと話題のミスアメリカの珍奇なエロさを堪能できるのが第11話。
コブラの怪人と戦うシーンでは、蛇が身体に絡みつき、レオタードがお尻にグイグイと喰い込んでます。
声も喘いでるみたいでエロいし、なんだか物凄いことになってます。