ここ最近読んだ5冊

 「アゲイン」

アゲイン

アゲイン

 お笑い芸人なエンタメ小説。
 芸人として伸び悩む兄と、小学校に馴染めない妹。成長譚として、さらには家族の絆を描く小説として、ベタではあるがグッと読ませられました。
 笑わせます。そして泣かせます。
 
 「宇宙は何でできているのか」
宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書)

宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書)

 僕は文系なので理系知識はさっぱりなんですけど、「暗黒物質」とかそんな単語を見てるだけでなんかワクワクしてきます。
 きっと、このワクワク感を子供の頃に感じていたら、もしかしたら理系に興味を持ってたかも、とか思ったり。
 僕のレベルでは入門書にもならないけど、雰囲気だけでも楽しめました。
 
 「列外の奇才 山田風太郎
列外の奇才 山田風太郎

列外の奇才 山田風太郎

 作家等がいろいろと語る風太郎の紹介本。
 魅力を分析している論説も興味深いが、風太郎との思い出話に関するおもしろエピソードが満載で、さらに作品が好きになっちゃいます。
 中でも彼を描いた岡本喜ハの脚本「死言状」が素晴らしく面白かった。これは映画化されて欲しかったなぁ。
 
 「狼と香辛料3」
狼と香辛料 (3) (電撃文庫)

狼と香辛料 (3) (電撃文庫)

 恋敵も現れる3作目。
 ロレンスとホロのすれ違いと商人バトルが絡まり合う展開のスリリングさが秀逸。
 
 「僕は友達が少ない
僕は友達が少ない (MF文庫J)

僕は友達が少ない (MF文庫J)

 図書館に置いてあったので何気に借りてみたら、あまりに馬鹿っぽいがしかし笑ってしまった。