本日の1本 ウォー・オブ・ザ・デッド

ウォー・オブ・ザ・デッド [DVD]

ウォー・オブ・ザ・デッド [DVD]

 
 ドイツ軍の要塞を攻撃した米国とフィンランドの混合部隊。ドイツ軍を殲滅した部隊であったが、しばらくすると先ほどの戦闘で殺したはずのドイツ兵たちが再び姿を現す、、、というストーリーです。
 (以下、ネタバレありです。)
 
 ナチスはゾンビを開発していた、というお話。まぁありがちな設定ですな。
 とりあえず何が残念って、わらわら登場するドイツのゾンビ兵たちが、全然ゾンビっぽくないんです。
 銃で、あるいは拳で、普通の兵士のように攻撃。
 おいおい、ゾンビならば噛みつけよ! 内臓を貪り喰えよ!
 
 ホラーと言うよりもアクション作品ですね。
 特に一番の見せ場(?)であるラスト近くの闘いは、ただもうゾンビと殴り合うだけ。
 その殴り合いは結構迫力があったりするんですけど、でもねぇ、ゾンビ映画なんだから・・・。
 
 いろいろと伏線がありそうな小エピソードが挟まれつつも、結局は何もないまま終わってしまう。
 もうちょっと脚本、映像を練れば、案外と良作になったかも、という気がしないでもなく、まぁ残念な感想でありました。