本日の1枚 プティ・マミ

 スカパーで放送されてたピンク映画を観てて、急に聴きたくなりました。

GIRL FRIEND / BABY DOLL

GIRL FRIEND / BABY DOLL

 麻里圭子による覆面ユニット。『サインはV』の主題歌を歌っていた人です。
 '71年にリリースされた盤で、当時のピンク歌謡の流れに乗ったピロウトークものの逸品です。
 フレンチ〜ボサな雰囲気のイージー・リスニングな楽曲に、麻里圭子のコケティッシュな囁きや歌声が密やかに響いてくる。
 単純なつくりながらも飽きさせないのは、意外にもしっかりしたサウンドと、ドラマ仕立てで役柄を演じきる麻里圭子の、可愛くてフェロモンたっぷりな声の素晴らしさによるものでしょう。
 とりあえず1曲目の『Girl Friend』からノックアウトされました。だって、ラウンジーな楽曲に、「あはは、いやん」て、こそばゆい笑い声だけで構成されてるんですから。