本日の1枚 Counterattack of 歌謡曲

 昨日のゴールデンタイムに小林旭の歌番組が放送されてましたね。
 カッコ良かったです、アキラ。
 ということで、カッコ良い歌謡曲も紹介していくことにしました。
 まず最初はもちろん小林旭
 
 小林旭 / アキラ4 (CD)

アキラ 4

アキラ 4

 2002年に大滝詠一が編集した小林旭コンピレーション・シリーズがリリースされました。
 第4弾となるこの盤はユーモア・ソング集。
 自動車の車種を駄洒落にして羅列する有名曲『自動車ショー歌』を始めとして、くだらない、いや、洒落たユーモア・センスいっぱいの歌詞が素敵です。
 音のほうはマンボやチャチャチャなど、ラテンのリズムを基本とした曲ばかり。
 やっぱアホっぽさを際立たせるにはラテンですね。
 アレンジもインチキ臭くって、このへんのセンスは、昨日紹介したセニョール・ココナッツに相通じるモノがあります。
 イカしたリズムにアキラのこぶしもノリノリに被さり、とにかくグルーヴィな曲ばっかしで驚きです。カッコ良いです。
 『宇宙旅行の渡り鳥』はもう、タイトルだけでもうイッてしまいそう。「ちっちゃな地球に〜、住みあきて〜」宇宙に行っちゃったよ。
 『スピード違反』はすっごくゆっくりしたチャチャチャのリズムで、全くスピード感が無くて参りました。
 そして、一番のお気に入りは懐かしのCMソング『赤いトラクター』。ストリングスのアレンジとか、間奏部分がやたらとカッコ良いですな。