本日の1本
あまり日本のホラーは観ません。なぜって、怖がりだからです。
しかし、一昨日の夜にテレビで放送されてたので、ついつい録画して観てしまいました。
やっぱり怖かったけど、ちょっと怖さが微妙でしたね。
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いやぁ、怖かったですよ。
怖かったんだけど・・・、うーむ、て感じかな。
日本のホラーって後に尾を引く怖さがあるじゃないですか。夜中にトイレに行くのが怖くなるようなタイプの。
それに比べ、欧米のホラーってビックリ型が多いですよね。お化け屋敷で驚かされるようなタイプの。
この映画はその両者をいいとこ取りしようとして、微妙に失敗してる感がありますね。
ストーリーそのものは『リング』ぽいし、後半の病院のシーンは完全にお化け屋敷だし。
あとは関節がヘンに曲がってる幽霊(?)の動きとか、生理的嫌悪感をかきたてる怖さもちょっとなぁ、て気がします。
ま、それはそれで別にいいんだけど、なんか“反則”ぽい流れに白けちゃいました。
特にラスト近く、予告時間を過ぎたのに時計が逆回転していくシーンでは軽い怒りを覚えました。
時刻指定の予告電話の意味が全然なくなっちゃうでしょ。それまでの前フリが台無しじゃないですか。
「続編もどうぞ」て言わんばかりの中途半端なラストにもムカっと。これまた『リング』のパクリぽいドンデン返しなんて、無かったほうが逆に怖さが残ったんじゃないかなぁ。