本日のひとりごと

 以前にも書きましたが、朝の時間、子供のためテレビはNHK教育にチャンネルを合わせています。
 現在、7時25分から放送されているのが「だいすき!マウス」。
 いろんなモノや職業などをマウス君が解説してくれるドイツ産の番組で、これがまた全く面白くもなんともない番組なんです。
 でも、今日のは好かったですよ。
 
 本日紹介されたのは「角砂糖」。
 昔は作るのが大変だった角砂糖も、今では工場で生産されています、て趣旨の内容なんですが、凄かったのはその昔のエピソード。
 舞台はとある欧州貴族の台所。
 ティータイムに客がたくさん訪れたので、メイド達を従えたマダムが硬い砂糖の塊を小さく砕いています。
 専用の砂糖粉砕機を使用するものの、これが使いにくい代物で、マダムは失敗して指を砕いてしまいました。
 マダムの指からほとぼしる血しぶき。砂糖は血に染まり真っ赤に。
 でもこの時代、砂糖はとても高価な貴重品。マダムは血に染まった角砂糖をそのまま紅茶と一緒にお客さんに差し出します。
 血だらけの角砂糖をつまんだ客は嫌味をひと言。
 「おやおや奥さん、これは珍しい、真っ赤な砂糖ですか。」
 カチンときたマダムは包帯を巻いた指を突き出しながら怒りをあらわに・・・。
 
 て、お話でした。
 凄いですね、血染めの角砂糖。
 指を詰める痛そうなシーンや血染めの角砂糖を紅茶に入れるシーンなど、完全にスプラッタ・ホラーの世界ですな。
 朝からこれはないだろう、とも思いました。