第19回セレクト合戦 勝手にレビュー Finylさん編
Finylさんセレクトのテーマは「雨」。
水モノがお得意(?)なFinylさんなので、テーマは3曲目でなんとなく分かりました。
気持ちのいい雨からねばりつくような雨まで、セレクトCDとしての完成度はさすがですね。また、例えば1曲目のザ・バンドとか、ちょっとした驚きが仕込まれているのもFinylさんらしい。
ちょうど先週雨の日が続いたときによく聴いてたので、ジャストな感じでした。
収録されている曲目は、
01. Right As Rain:The Band
02. Traction In The Rain:David Crosby
03. 雨の街を:荒井由実
04. Raining In LA:Renee Armand
05. とおり雨:石津善之
06. More Rain:Samurai
07. Summer Rain:Climax Blues Band
08. It's Raining 〜 Car Car Car:Tony Kosinec
09. Right As Rain:Adele
10. Singin' In The Rain:John Martyn
11. Black Summer Rain:Eric Clapton
12. 雨を見くびるな:キリンジ
曲目ごとの感想です。
(01) は、ライト・メロウな楽曲、と思いきや、ザ・バンドの曲なんですか。こんな曲も演ってるんですね、ちょっとした驚きです。
(02) は、ゆらゆらとした浮遊感がいいですねー。
(03) は、とりあえずこの曲でテーマは雨かなぁと思いました。
(04) は、ヘッドフォンで聴いてると、右耳にのみ密やかに響いてくるギターの音色がなんとも。
(05) は、和ものソフト・ロック名曲ですね。スキャットも好し。
(06) は、ちょっぴりロック・テイストのラテン風味なスムース・ジャズ、という印象でしたが、これがサムライなんですか。うーん、こりゃカッコいいですねー。
(07) は、メロウ・フローター・ファンにはたまらないエレピの音です。後半の熱さはちょっと苦手かな。
(08) は、スポークンな部分の歌声にしびれます。恥ずかしながら、手持ちなのに曲名見るまで気づきませんでした。
(09) は、イントロのメロウなエレピでもう参りました。70年代風ですが、今年の曲とは。これは早速チェックしてみます。
(10) は、シンプルにフォーキーなカヴァーで、これまた素晴らしい。すぐに終わっちゃうのがもったいないですね。
(11) は、実は僕、クラプトンも全然知らないのです。こうして聴くとやっぱいい曲だなぁとか思うものの、なかなか手を出せないでいます。
(12) は、久々に聴いたんですけど、いい曲ですねー。軽やかなストリングス・アレンジが軽妙にねじ曲がるようなイントロからグッときます。メロディのちょっとしたグネグネ感も素晴らしすぎ。アルバムも久々に聴いてみよう!
ちなみに手持ちは(03)(05)(08)(12)、特にお気に入りは(06)(09)です。
- アーティスト: Samurai
- 出版社/メーカー: Akarma Italy
- 発売日: 2006/02/21
- メディア: CD
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↓Finylさん本人の解説はこちら
http://d.hatena.ne.jp/Finyl/20080524