本日の1本

 スカパー「FOX MOVIES」でやってたので・・・。
 
 ゾンビーズ 生ける屍の群れ
 
 
 SFホラー専門の映画製作会社として80年代に旗揚げしたエンパイア・ピクチャーズ。多くのクズのようなホラー映画を制作した素敵な会社です。どうでもいいですけど、藤岡弘のハリウッド初主演作『SFソードキル』もエンパイアの作品です。
 さてこの作品は、そのエンパイア・ピクチャーズが制作したゾンビ映画7本のハイライトシーンを集めたもの。
 1986年の作品で、監督(?)はケン・ディクソン。
 それがまた、ただ単にグロ&エロなシーンを集めただけの代物で、1つの作品として全くまとまりがありません。女の裸と血しぶきが見たいんだろ?、て感じでゴリゴリ押してくる感性がとても素敵ですね、しびれます。
 
 まずは『サンゲリア』から。こりゃまぁこの会社の中でも名作に入る作品ですが、その名作に対するリスペクトのカケラも感じさせない、ぶった切りでハイライトシーンをガンガン見せていきます。
 有名な目玉串刺しシーンはもちろん、Tバックの半裸女性ダイバーを襲う水死体ゾンビとか、そのゾンビがなぜか水中で人喰いザメと格闘したりとか。こうやって切り抜かれたシーンを見てると、名作もただのB級ホラーにしか見えませんね。
 
 次は『ナチス・ゾンビ 吸血機甲師団』から。これはもう女性の裸のオンパレード。ゾンビとなったナチス隊員たちが町の人たちを次々と襲う。でも襲われてるのは裸の女性ばかりで、我が国で放映されるためにはモザイクかかりっぱなしです。
 スカートをめくってパンストを直してる女性を襲ったりとか、微妙なエロの取り込み方が素敵でした。
 
 そのあとの5作品も、、、全部同じような感じです。ゾンビがウロウロ、血しぶきがブシュー、そしてサービスのお色気シーンが満載。
 そんなシーンが大好きだからB級ホラーが大好きなんですけど、さすがにソレばっか見せられたらちょっとお腹いっぱいになっちゃいますね。