第20回セレクト合戦 勝手にレビュー めんちかつさん編
さて本日は、めんちかつさんのセレクト感想です。
めんちかつさんも、3の倍数の曲目のときアホになる「ナベアツ・セレクト」を作成されてます。
普段コミカルなセレクトを編されているめんちかつさんなので、どんな楽しいセレクトになるのかと思いきや、アホ曲以外は非常にシリアスな曲が多くて意外でした。
アコーディオンを活かしたワルツを中心としたせいかノスタルジックな雰囲気に溢れています。
といっても昭和な懐古感ではなく、パリの古い街角に立っているようなノスタルジックさです。
知らない曲ばかりなこともあり、ちょっと違った扉を開けたような気がします。
収録されている曲目は、
01. 爪紅のワルツ / 浜田真理子 (2006)
02. 行かないで / ふちがみとふなと (2008)
03. スキー・スキー(スキーなの) / HIS (1991)
04. 堕天使ワルツ / サニーデイ・サービス (1998)
05. 煮込みワルツ / つれれこ社中 (1997)
06. 秋の風 / 石川浩司 (2003)
07. Ershter Vals 初めてのワルツ / ベツニ・ナンモ・クレズマー (1996)
08. Mount Wroclai (Idle Days) / beirut (2006)
09. orgasm / prince (1994)
10. 太陽がいっぱい / 塚本功 (2002)
11. moon river / 小野リサ (1997)
12. 理想の♂ / hi-posi (1996)
曲目ごとの感想です。
(01) は、特に冒頭のピアノの音色が素敵なんですが、街角ノスタルジックな雰囲気がとてもいいですね。
(02) は、1曲目と同様な質感ながらも、ドーンと重い思いに押しつぶされそうな感じ。これは落ち込んでるときに聴きたくない。
(03) は、ウキウキなリズムもいいんですが、思わず深読みしてしまう歌詞に集中してしまいました。
(04) は、メロウ感あふれるメロディはさすがですね。このアルバムは持ってませんでした。
(05) は、アコーディオンに三味線の音色が重なって、ちょいとエキゾなノスタルジック感が緩やかでいいですね。淡々とした歌声も好し。
(06) は、「チン○、チン○」と絶叫。ちょっとちょっと、めんちかつさん・・・。
(07) は、ヨーロッパな香り漂うワルツ。語感のせいかちょっと固いイメージが面白いですね。
(08) は、これもヨーロッパ的な異国情緒溢れる曲ですね。歌声の重なりの重厚感はなかなかの迫力です。
(09) は、ちょっとちょっと、めんちかつさん。まさか今回は下ネタ路線・・・。
(10) は、カッコ良い中に漂う微妙な緩さ、イージーさがいい感じです。
(11) は、こりゃもう普通に好みな音です。アコーディオンの音色もいい味出してますね。
(12) は、ファンキーな楽曲にキュートな歌声で「理想の男 でっかい男」って、これまた微妙に下ネタ感もあり。って、考えすぎ?
ちなみに手持ちは無し、特にお気に入りは(02)です。
↓めんちかつさん本人の解説はこちら
http://d.hatena.ne.jp/nota10/20081017