第20回セレクト合戦 勝手にレビュー HEKAさん編

 さて本日は、HEKAさんのセレクト感想です。
 数年前までのセレクト合戦まではソウル系のセレクトを編される方が何名かいたのですけど、気付くとほとんどいなくなってしまった感があります。
 僕はあんまり濃いのはちょっと苦手なんですけど、基本的にはソウル・ミュージックが大好きでして、でもあんまり知識を持ってませんでして、なのでセレクト合戦で聴かせてもらえるとありがたい。
 HEKAさんのセレクトは60〜70年代のソウルが中心で、久々にソウルに触れられた!て感慨にふけっております。
 
 収録されている曲目は、
 01. 続・東京っていい街だな / 左とん平
 02. Cab Calloway / Hi De Ho Man
 03. 吾妻光良 & The Swinging Boppers / おもて寒いよね
 04. The Hawks / Toy Bell
 05. Marilyn McCoo & Billy Davis, Jr. / 星空の二人
 06. George Jackson / Aretha, Sing One For Me
 07. Bettye Swann / Time To Say Goodbye
 08. Bobby Hutton / Can't Get Enough Of Your Love
 09. Loleatta Holloway / Cry To Me
 10. Barbara Lynn / (I Cried At) Laura's Wedding
 11. Johnny Adams / Stairway To Heaven
 12. Swan Silvertones / Shine On Me
 
 曲目ごとの感想です。
 (01) は、久々に聴きましたが、間抜け感がとても素敵ですね。「ベイビちゃんのバストちゃんの先っぽちゃん」って・・・。
 (02) は、何語なんでしょうか、曲のジャイブ感はカッコいいですが、語感がなんかちょっと間抜けです。
 (03) は、洒落たビッグバンド・ジャズな演奏に、渋いような情けないような歌声がいいですねー。
 (04) は、コミカルでヒップなノリにウキウキしてきますね。「チャッチャララーラ、チャッチャ」て音がたまんないですね。
 (05) は、日本人かと思いきや、なんとこの2人が日本語詞で! メロウ・フローターなディスコ感にしびれます。これは欲しい!
 (06) は、非常に耳に心地よい音で、泥臭系が苦手な僕にはグッときました。
 (07) は、なんか上品な感じのするキュートな歌声ですね。これまた好みな音と声です。「エレガント・ソウル」ってアルバム・タイトルにも非常に惹かれます。
 (08) は、若々しい躍動感と穏やかなメロウさの同居感が素敵ですね。徐々に高揚感を盛り上げるアレンジも素敵です。
 (09) は、絶叫系のアッパーな人というイメージがあったんですが、なかなかに泣かせる曲ですね。
 (10) は、トローンとした美しい音に、どことなくエキゾチックな印象を持ちました。
 (11) は、おっとコテコテ系かなと思ったら、ファルセットは綺麗に響かせますね。
 (12) は、名前は存じておりますが聴くのは初めてかな。美しいハーモニーで厳かな締め括りでした。
 
 ちなみに手持ちは(01)、特にお気に入りは(05)です。
 
 ↓HEKAさん本人の解説はこちら
 http://d.hatena.ne.jp/HEKA/20081022