本日の1枚 The New Classic Singers
The New Classic Singers / The New Classic Singers (LP)
男女混成コーラス・グループ。1966年リリースのアルバム。
カヴァー集なんですけど、全曲歌詞無しで、スキャット・コーラスだけでカヴァーしています。
とにかく最初から最後まで、ダバダバ、パヤパヤ。
基本的にはイージー・リスニングなアルバムではありますが、洒落たアレンジはソフト・ロッキンだったり、リズムは結構ヒップだったり、何より男女スキャットがとにかく素敵だったりします。
オープニングの『Call Me』カヴァーがとにかく素敵。ソフト&イージーな洒落たアレンジに、重厚だけど耳触りは穏やかなダバダバ・スキャットの嵐に胸キュンです。
サイケ&モッドなサウンドにミニマルなスキャットがカッコいい『No Matter What Shape』、ヒップなリズムでスキャットをたたみかける『A Taste Of Honey』、クラクションのSEが小気味良いリズムに映える『Tijuana Taxi』とか、捨て曲無しな名カヴァー揃い。
極めつけは『Sukiyaki』のカヴァー。スウィンギンな演奏を背景に、ゆるーいパヤパヤ・スキャットがなんとも微笑ましいグルーヴィさで。
The New Classic Singers / Call Me