京都の坦々麺その1

 一昨日、デパートでテイクアウトの坦々麺を買って帰って気づいたんですけど、僕、何が好きって、坦々麺が大好きだったのでした。
 急にものすごく坦々麺への熱意が溢れ出してきたので、機会があればどんどん食べていくことを決意。
 
 本日紹介するのは、伏見区竹田にある四川料理の店「味苑」。
 ランチメニューのラーメンセットを食しました。
  
 ここの坦々麺は細麺で、素麺を食べてるようなしなやかさがあります。
 真っ赤なスープは見た目に反して繊細な辛さがあり、細い麺に絡みつく控えめなネッチョリ感も絶妙です。
 また、粗めに砕いたナッツが底に入っていて、その食感もグッド。
 こんなに美味い坦々麺を食べたのは初めてではないか、と思えるほどの美味しさでした。
 次に行ったときはセットのミニ坦々麺ではなく単品で食べたいなぁ、と思いましたが、この近辺に仕事で行くのは年に1回あるかないか・・・。
 
 ところで、気になったのはあまりにも親切な店員さんの対応。
 いいタイミングでお茶をついでくれたりとかの心配りが嬉しいところですが、周りにいた常連客の無茶な注文に平然と応じていたのに感動です。
 だってみんな、メニューにないモノばかり頼んでるんだもの。なんか羨ましい。
 
 一番強烈だったのは隣の女性客の注文。
 「日替わりランチのおかずをナカジマさんが頼んでるナスのやつに変えて。」
 え、ナカジマさんって誰? それらしき人は周りにいないぞ。
 というか、日替わりのおかずを変えたら、日替わりでなくなるじゃない!
 しかし、それを聞いた店員さんは
 「辛くない麻婆ナスですね。挽き肉抜きでいいですか。」
 と、普通に答えていた。
 辛くなくて挽き肉もなけりゃ、麻婆ナスでもないじゃない!