第21回セレクト合戦 勝手にレビュー SHINODAさん編
本日はSHINODAさんのセレクト感想です。
SHINODAさんはアコースティック・スウィングな楽曲で統一。普段全く耳にしないジャンルなのでどれも同じように聴こえそうなものですが、これがとてもバラエティ豊かで最初から最後まで飽きずに楽しめました。
どの曲からもファニーさがにじみ出ていて、クラリネットの音色なんかが聴こえたりすると、なぜか吉本新喜劇をイメージに重ねてしまったり。
収録されている曲目は、
01. A CHIKEN AIN'T NOTHING BUT A BIRD / DAN SADOWSKY & THE OPHELIA SWING BAND
02. WASHINGTON AT VALLEY FORGE / JIM KWESKIN & THE JUG BAND
03. SPRING CLEANIN' / GUY VAN DUSER & BILLY NOVICK
04. BYE AND BYE / BOB DYLAN
05. I'D RATHER CHARLESTON / DAVE VAN RONK
06. ドレミファ・ソッと暮らしてる / 有山じゅんじ
07. DON'T STOP THE METER. MACK / DAN HICKS & THE HOT LICKS
08. DISH WIPED CLEAN / UNCLE WALT'S BAND
09. WAKE AND BAKE / THE ASYLUM STREET SPANKERS
10. DIDDY WA DIDDIE / LEON REDBONE
11. OLD MOVIES / LEW LONDON
12. WAY DOWN YONDER IN NEW ORLEANS / THE CENTRAL PARK SHEIKS
曲目ごとの感想です。
(01) は、オープニングの騒がしい鳴き声マネにグッときました。じわじわくるスウィング感も好し。
(02) は、ファニーに呑気なスウィング感がとても素敵です。適当に相槌を打つようなコーラスも好し。
(03) は、このギターの紡ぎはブラジル好きにもピッタリ対応。
(04) は、意外の名前を曲目発表で見てびっくり。
(05) は、男女の掛け合いヴォーカルが楽しいですが、その女性ヴォーカルがとってもコケティッシュ。ピアノのリズム感もお気に入りです。
(06) は、後半の「レレレ、ララ〜」とか訳の分かんない歌詞が素晴らしい。
(07) は、穏やかな躍動感を湛えたリズムがいいですね。これも女性コーラスの可愛らしさに惚れました。
(08) は、コーラスが重ねられる部分がカッコいいですね。急に違うジャンルの曲に聴こえました。
(09) は、バカッぽい女性ヴォーカルが最高。各楽器の音色もなんだか間が抜けていて素敵。
(10) は、頑固爺の陽気なダンス、て感じが春っぽい微笑ましさ。
(11) は、聴いているうちに徐々にウキウキさが伝わるよう。
(12) は、ラストに相応しい、リズムも色彩もウキウキな逸品ですね。
ちなみに手持ちは無し、特にお気に入りは(02)です。
- アーティスト: Jim Kweskin
- 出版社/メーカー: Vanguard
- 発売日: 2001/10/19
- メディア: CD
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↓SHINODAさん本人の解説はこちら(mixi)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1171256931&owner_id=2411674