本日の1枚 悪魔の毒々プラトーン
悪魔の毒々プラトーン
- 出版社/メーカー: DARK RABBIT
- 発売日: 2009/08/25
- メディア: DVD
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南海の孤島に墜落した米国の旅客機。生き残った人たちが島を探索していると、いきなり謎の兵士たちが襲い掛かる。この島は米国を狙うテロリストの訓練基地だったのだ、、、というストーリーです。
それにしても酷いタイトルですね。もちろん、トロマ社の作品です。もちろん、トロマ社の類似タイトルの作品とは何の関連もありません。
監督は「カブキマン」のマイケル・ハ−ツ。基本は戦闘アクションな作品なんですけど、そこはトロマ作品、随所に下品で悪趣味な仕掛けが施されています。
エイズ感染を武器にするテロリスト(倫理コード的にダメでしょ!)に女性が強姦されたり、テロリストの幹部が顔のくっついたシャム双生児だったり。
シャム双生児を登場させることに意味があるのか。で、切断されて殺害されて。
まず冒頭の墜落後の死体ゴロゴロなシーンで惹きこまれました。そう、トロマ作品なんだからゴアな描写もバッチリです。グロい死体に囲まれながら、間の抜けたバカ会話を繰り返す生き残った乗客たち。酷すぎます。
そして意味無くエロなシーンもバッチリ有り。何の必然もなく乳が写ります。
戦闘シーンは意外にしっかり撮影されてて(予算も使ってそう)感心しましたが、それに伴うストーリー展開があまりにアホすぎ。
武器を手に集団で向かってくる訓練されたテロリスト軍は、素人の一般人たちに機関銃で一掃されていきます。特に終盤の女性たちの奮闘に唖然。
序盤では普通に歩くこともままならなかったのに、突然カンフーに目覚めて蹴り技でテロリストを撃退していくデブのおばさん
ラストはテロリストを全滅させて「アメリカ万歳」。酷い、酷すぎる。これで「プラトーン」を名乗るとは・・・。
あまりに酷い作品ですが、トロマの魅力が詰まった玉手箱のような一品でした。好きなヒトにはぜひオススメですね。