本日の1枚 パジャマ・パーティー・マサカー
パジャマ・パーティー・マサカー 血の春休み
- 出版社/メーカー: DARK RABBIT
- 発売日: 2009/10/25
- メディア: DVD
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春休み、山小屋を借りてパジャマ・パーティーを開く女子学生たち。しかし、彼女たちを謎の殺人鬼が襲い、、、というストーリーです。
まずもう「パジャマ・パーティー」って! 微妙なエロ期待感を抱かせる、タイトルのセンスがいいですね。
ところが、本編が始まるともう最後までガックリな作品でした。
基本は「13日の金曜日」的な殺人鬼モノなんですけど、とにかく見せ場がない。次は来るか、次は来るか、と期待しつつ観ていたのですが、ヤマ場はいつまでたっても訪れず。
特にいかにもB級な映像は、ダークな雰囲気作りのためわざとやっているようなんですけど、結果としてストーリー展開の単調さを強調しているだけのような。
殺人方法も工夫が無いし、グロいシーンも全然無い。スラッシャー・ホラーに欲しい要素が全然無いのです。
ラストのシーンだとか、ストーリー自体にはなかなかいいアイデアが小ネタとして散りばめられているのに、それが活かしきれてない、というか、気付かれもしなさそう。脚本は基本的には悪くないのに、微妙に残念であります。
何より、肝心(?)のエロ・シーンがイマイチすぎ。女の子たちがガバガバ脱いでるんですけど、なんか悲しくなるような映像なんだなぁ。
この色気のないパンツ・・・
レーベルはダーク・ラビット。地味だけど佳作をリリースしているレーベルですので、まぁ次に観るモノには期待しておきましょう。