18日に読んだ3冊

おまけのこ しゃばけシリーズ 4 (新潮文庫)

おまけのこ しゃばけシリーズ 4 (新潮文庫)

 この短編集では、脇役の妖が主役になるお話が登場。これがまたこれまでとは作風が同じようで異なり、飽きさせない面白いさが素晴らしい。
 特に屏風のぞきが主役となる「畳紙」がお気に入り。
 
うそうそ しゃばけシリーズ 5

うそうそ しゃばけシリーズ 5

 続く5作目のこちらは1作目以来の長編。
 ストーリー・テラーとしての能力はいかんなく発揮されていますが、「自分探し」なテーマはちょっとどうかとも思った。
 そういうのを深く掘り下げずに、さらりと読者側に振ってしまう短編の手法のほうがこのシリーズにはあっているような。
  最近なぜか嫁がこの類の本をよく図書館で借りて読んでいる。
 試しに読んでみたが、、、まぁ当たり前のことが並んでおりますなぁ。