本日の1枚 Kids Bossa

 V.A. / KIds Bossa Family Christmas (CD)

KIDS BOSSA Family Christmas

KIDS BOSSA Family Christmas

 
kobbadiva: 本日のお題は、子供ボッサなシリーズからの1枚。タイトルどおりクリスマス・ソングのカヴァー集です。
kobbanova: キュートな子供ヴォーカルでボッサ。そうくると嫌いなわけないんだけど、なぜか心の底から「好き」とは言えないなぁ。
kd: どうしてですか?
kn: ツボを突き過ぎてるようで、なんだか「あざとさ」を感じてしまうんだよ。ほらほら、お前はこんなの好きだろ、て言われてるような。
kd: 考え過ぎじゃないでしょうか・・・
kn: ほら、冒頭の『Santa Claus Is Coming To Town』なんてフレンチ・ボッサな音で、小洒落てて。いいんだけど、ほらほら、て声が・・・。
kd: だから考え過ぎですって。続く『Rudolph, The Red-Nosed Reindeer』は、お姉さんと女の子のデュエットが可愛いすぎます。
kn: 歌声の上手さと稚拙さのバランスが絶妙で、でも逆にそこが引っかかる。もうちょっとバランスが不安定なほうが魅力を発するんじゃないかな。
kd: 『I Saw Mommy Kissing Santa Claus』なんかは、アコギの演奏が素晴らしいと思いましたが。
kn: 総じてレベルの高い曲の多いアルバムではある。『Silent Night』や『Jingle Bells』などの、親しみやすいポップさも好いとは思う。ちょっと歌謡曲テイストもあったりして。
kd: 『All You Need Is Love』や『I Just Called To Say I Love You』のカヴァーなんかもありますね。
kn: 『心の愛』はトイ・ポップ風なアレンジが素敵だ、普通に稚拙な歌声も好いし。まぁこの曲でアルバム全体に合格点をあげよう。
 
 
 Santa Claus Is Coming To Town