本日の1枚 Enrique Y Ana
Enrique Y Ana / Vol.2 Sus Ultimas Grabaciones (CD)
Sus Ultimas Grabaciones (1981-1983)
- アーティスト: Enrique Y Ana
- 出版社/メーカー: Reyes
- 発売日: 2006/07/06
- メディア: CD
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スペインの子供番組から登場したデュオ。ジャケのとおり、男性と少女が歌ってます。
「Vol.2」と題されてるからには第2弾のようで、1981年から83年までの音源を収録。2枚組で37曲というボリュームです。
ちょっとラテン系に軽快な子供向けポップなんですが、惜しいところでソフト・ロックやテクノ・ポップになりきれない中途半端な感なども含め、とてもモンドな味わいが深いんです。
少女の歌声は期待どおりにキュートなんですが、男性の歌声は期待以上に間が抜けています。スペイン語の語感も合わさり、アホっぽくもアヴァンギャルドなポップさがなんとも素敵なんです。
とりあえず、あまりにもバカっぽい掛け合いが楽しい『Coconuts』にいきなり参りました。もはやちょっとイッてしまってる感もあります。
パンキッシュに疾走する『Caca Culo Pedo Pis』なんかは、フランスのドラジビュスみたいだし。
エレクトロ・ポップな『Baile Oli'mpico』、マーチ系チャイルド・ポップの『Las Aventuras De Enrique Y Ana』など、どれも何か異世界なキュートさが素敵であります。
お気に入りは、タイトルどおりに中華テイストなディスコ・ポップの『Super Disco Chino』。あまりにアホすぎるモンド感がたまらないよ。
なぜに皿回し!?