ファイナル・デッドブリッジ
ファイナル・デッドブリッジ Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2012/02/08
- メディア: Blu-ray
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(以下、ちょっとネタバレあり。)
ファイナル・デスティネーション・シリーズの第5作。パターンは従来どおり、ただただ夢の順番に登場人物が死んでいきます。もちろん、どの「死」も思い切り凄惨。
割りと評判の悪かった前作『ファイナル・デッドサーキット』が僕はとても好きでした。軽快にテンポ良く、次々と死が訪れる。しかも、肉片が飛び散るゴアすぎる映像が次々と羅列され、片時も目が離せない感じで。
今作でもショッキングな映像はそのままですが、しかしテンポが落ちちゃってます。その代わりに、死が訪れるまでがサスペンス調に描かれていて、これまた面白いのよ。
この人はどんな風に死んじゃうんだろうかと思わせる仕掛けがいっぱいで、パズルな謎解きのように楽しめます。
針で刺されたうえ部屋が火事になったのに落ちてきた置物で頭をつぶされて死んだり、レーザーで顔面を焼かれたのに窓から転落死したり、思わず「そっちかよ!」と言いたくなる見事な死に方のオンパレード。
いろんな小物が連鎖して最終的に死に至らせる様は、まるでピタゴラ装置だ!
かと思えば、単純に飛んできたスパナが顔に当たって死ぬ人もいるし。
その描き方はユーモラスではあるんだけど、いつくるかという緊張感は尋常でないものがあります。ドキドキしちゃう。
劇場ではこの作品も3Dだったようで。3Dだとさらにドキドキしただろうなぁ。こんなシーンとか、たまらんよなぁ。
しかしラストでは、もしかしてシリーズ終わり?と思わせる仕掛けも。全く内容・深みの無い作品ばかりのシリーズではありますが、僕は大好きなんで、本当に終わってしまったら残念すぎますよ。