酔拳 レジェンド・オブ・カンフー
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2011/12/09
- メディア: DVD
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(以下、ちょっとネタバレあり。)
ジャッキー・チェン「酔拳」の師匠のモデルとなった、酔拳の創始者スー・サンの半生を描いた作品。監督は巨匠ユエン・ウーピン。
ということで、当然ながら酔拳の誕生を描いたものなんだろうと観ていたんだけど、、、おいおい、全然酔拳が出てこないよ。
ユアンに破れて修業を開始したスーの前に現れた謎の仙人と武神。ここで酔拳を、と思いきや、ボコボコにされただけで終わってしまいます。
修業は?と思ってるうちにユアンとの再対決が始まり、普通に闘って勝利を収めます。あれれ?
まぁしかし、2人の格闘シーンはなかなか凄まじく、見応えもあってよかったなぁ、なんて思ってると、唐突に数年後に場面が飛んじゃいます。しかも、なぜかいきなり親子で乞食に成り下がってるし。
中国人ファイターをなぶり殺しにする外国人レスラーと闘うハメになるんですが、その直前にやっと酔拳が登場。
しかし、酒場で見た酔拳の使い手のマネをして、酔拳を会得するのです。ちょっと待て、マネしたんなら酔拳の創始者じゃないんじゃないか。
そして酔拳で巨体レスラーと闘うスー。けどあんまり酔拳っぽくないなぁ。ジャッキーの酔拳のイメージで見ると、かなりガッカリしちゃいますよ。というか、前半のユアンとの闘いに比べると、あんまりにもお粗末じゃないかい。
むしろ前半だけで終わってしまったほうが良かったんじゃないかと思います。でもそれじゃ酔拳は登場せずに終わっちゃうよね。