本日読んだ2冊

 「人質の朗読会

人質の朗読会

人質の朗読会

 南米でゲリラに拉致され、結果として殺害された日本人観光客8人。彼らが盗聴器に残した声、それは各人の半生を語る朗読であった。
 なんて設定は悲しいが、淡々と語られるに相応しい些細な幸せが静かに溢れる各話はどれもとても魅力的。その脆い喜びにキュンとなります。
 また、やはりこの著者は、スポーツ選手の描写がピカイチだなぁとか思った。
 
 「僕は友達が少ない 5」
僕は友達が少ない 5 (MF文庫J)

僕は友達が少ない 5 (MF文庫J)

 え、幸村が! そんな展開って・・・