本日の１本 ファイナル・デッドコースター

ファイナル・デッドコースター 通常版 [DVD]

　
　友人たちと遊園地に遊びにきたウェンディは、ジェットコースターに乗る直前、凄惨な事故の予知夢を見る。コースターを降りて命拾いしたウェンディたちであったが、訪れるはずだった「死」が、やがて彼女たちを襲い始める、、、というストーリーです。
　（以下、ネタバレありです。）
　
　ファイナル・デスティネーション・シリーズの３作目。パターンは過去作と全く同じで、ピタゴラ装置的な連鎖で不意に「死」が襲いかかります。
　このシリーズ、どうやら一般的には１、２作目は評判が高く、３、４作目は評価が低いようです。評価が低い理由は、過去２作との関連がないことや、ストーリーがより安直になったことが挙げられるでしょう。
　特に２作目で際立ってたのが、いつ「死」に教われるのかというハラハラ感で、スプラッタ・ホラーであると同時に上質なサスペンスとしても成立していました。
　しかし、僕はその３、４作目が大好きでして、これまでにも何度もTSUTAYAで借りて再生しております。
　サスペンス要素を排した代わりに、「死」をエンターテインメントとして正面から楽しもうという姿勢に惹かれるのです。
　
　また、登場人物たちが無駄にバカっぽいのも好い。裸で日焼けマシーンに入って踊ってる女の子が、そのまま焼死したりとか、素敵なセンスであります。
　
　ピタゴラ装置的な仕掛けも健在。ぴゅんぴゅん釘を打ち付けたりとか。
　
　ゴアな映像も凄いし。必要以上に血糊べったりなのに、リアルに見える技術が素晴らしい。
　
　さて、じゃあ今度はシリーズで一番好きな４作目を観ようか。