本日読んだ3冊
「バナナ剥きには最適の日々」
- 作者: 円城塔
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/04/06
- メディア: 単行本
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特に宇宙を漂う人工知能を描いたタイトル作が秀逸。他者の認識を消去される淋しさは、自意識の消失を伴う無常観に帰結するのであろうか。
お気に入りは、言葉遊び的な魅力を最も堪能できる『equal』。「音と音の間の無音は、ただの無音と違うのでした。」
「板尾創路とピエール瀧の考える文化 ハチ公はなぜ剥製にされたのか?」
板尾創路とピエール瀧の考える文化 ハチ公はなぜ剥製にされたのか?
- 作者: 板尾創路,ピエール瀧,羽生生純
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2011/12/14
- メディア: 単行本
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そして、自分の自慰行為での射精ポーズからエロメディアの歴史を考察するピエール瀧の優れた視点に感服した。
「ラノベ部」
- 作者: 平坂読,よう太
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2008/09/01
- メディア: 文庫
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