本日の1枚 Joyous Noise

 Joyous Noise / Joyous Noise (CD)

Joyous Noise

Joyous Noise

 
 これ、ディスクユニオンのサイトに「米国のソフト・ロック系バンド」と紹介されてた(されてる)んですよ。で、同店で買ったんですよ。そうしたらまぁ、それがまた全然ソフト・ロックじゃないんですよ。
 泥臭さも漂うウェストコースト系なフォーク・ロック。オープニングの『Joyous Noise』から、いなたい雰囲気なのであります。
 しかし、少々しわがれているけど、高音もいい具合に伸びるソウルフルなヴォーカルがとても好い。爽やか系なコーラスも好い。
 サウンドだけでなく、そんな歌声なんかも CSN&Yっぽいのでした。
 
 トローンとしたアーシーさの『Funky Lady』は「うー」てなコーラスが好いし、ファンキーな『If People Could Just Get Together』はフォーキー・ソウルな味わいも好し。
 お気に入りは、転がるリズムで躍動感が弾けるタイプの『Question Of Direction』と『Lost Man』。
 前者は爽やかなグルーヴィさがじんわりと身体に響いてくるし、後者はヴォーカルの交錯がカッコいいのだ。
 ラストは再び『Joyous Noise』。壮大なアレンジで締めると思いきや、中途半端にフェードアウトして終了。その微妙な物足りなさもまた好し。
 
 (YouTubeで動画発見できなかったよ!)